僕の脳内日記

不定期な脳内日記

2023-01-01から1年間の記事一覧

肺性心とは

肺性心とは肺実質・肺血管病変あるいは肺機能障害により右心負荷が生じた結果、右心室に構造的・機能的障害が生じた病態をいう。通常は、左心不全や先天性心疾患に伴う二次的な右心不全とは区別される。肺性心はその発症形式により急性、亜急性、慢性に分類…

肺拡張能力試験(DLCO)とは

肺に取り込まれた酸素は、拡散により肺胞から血液に到達しヘモグロビンと結合します。この拡散能(DL)を測定するのが肺拡散能力測定試験で、検査に一酸化炭素(CO)を使うため DLCO と呼びます。 参考文献:亀田グループサイト https://www.kameda.com/post…

前に解いた問題が解けなくなってて辛い

前に勉強した内容を忘れててテンション下がります。

気道試験の可逆性試験について

気管支喘息の診断と治療経過をみるための検査です。治療薬である気管支拡張剤(ベータ刺激薬)を吸入して、その前後で肺機能検査を行います。もし喘息発作が起きていればお薬の吸入後に息を吐きやすくなり、1秒間に吐き出す息の量(1秒量)も増えます。 1秒…

体プレチスモグラフ

体プレチスモグラフ法は,患者に密閉した箱(body box)の中に入ってもらい,肺気量,口腔内圧の変化を測定してBoyleの法則を利用して肺胸郭内にある肺容量を算出します. 最近勉強してなかったので心を入れ替えて再開します。

SIRSとは

全身性炎症反応症候群 SIRS(全身性炎症反応症候群)とは、外傷や熱傷、手術および感染などの侵襲を受けた局所でサイトカインが産生され、それが血中に吸収されて全身を循環し、全身的な得印象反応を引き起こしている状態をいいます。 SIRSの状態になると、サ…

肺線維症で横隔膜が挙上する理由

横隔膜は、通常、呼吸時に肺を拡張させるために下方に収縮します。しかし、肺線維症によって肺組織が硬くなると、横隔膜の正常な収縮が制限される場合があります。その結果、横隔膜は十分に下がらず、上昇する傾向がある? 自分で調べた為、合っているか怪し…

非定型肺炎とは

非定型肺炎は肺炎らしくない肺炎の ことです. 高熱は出るのですが乾性咳 嗽(痰のない咳,空咳)で,聴診でも ラ音などの特徴的な音が聞こえない場合をいいます. 血液中に好中球も増 えていません. 乾性咳嗽は激しいことが多く,他に頭痛,吐き気,筋肉痛…

肺気腫

肺気腫(はいきしゅ)は、肺の疾患の一つであり、肺組織が破壊されて拡張する状態を指します。通常、呼吸する際に空気は気道を通って肺胞と呼ばれる小さな袋に入りますが、肺気腫では肺胞が破壊され、大きな空洞や膨らみが形成されます。 主な原因として、最…

一型呼吸不全と二型呼吸不全について

一型呼吸不全は、酸素供給に関する問題により、体内の酸素濃度が低下している状態を指します。一型呼吸不全では、肺の気体交換の障害や酸素供給に影響を与える疾患が原因となります。例えば、肺炎、肺水腫、肺塞栓症、気胸などが一型呼吸不全を引き起こすこ…

ヘモグロビンはso2が低いほど緩衝能が高くなるとは?

ヘモグロビンは、酸素を運ぶためのタンパク質であり、赤血球内に存在します。ヘモグロビン分子は、酸素分子と化学的に反応することができ、肺から取り込んだ酸素を体中の細胞に運びます。ヘモグロビン分子は、酸素と結合して酸素飽和度(SO2)が高くなると、…

呼吸検査 ボディボックス法と体プレチスグラフ法について

呼吸検査のボディボックス法は、肺機能の評価や呼吸障害の診断に使用される検査法の一つです。この方法は、肺の容量と流れを測定し、肺機能の異常を評価するために使用されます。 ボディボックス法では、患者は密閉されたボックス(ボディボックス)に入り、…

ヘリウム閉鎖回路法について

ヘリウム閉鎖回路法(Helium Closed Circuit Method)は、肺の気体交換や肺容量の測定を目的として使用される肺機能検査法の一つです。この方法では、被験者が特定の混合ガス(ヘリウムと酸素の組み合わせ)を吸入し、そのガスの混合比の変化を追跡すること…

呼吸療法の勉強しようと思いました。

このブログに少し記録して行こうかなと思っています。